「ピザって10回言ってみて」プライミング効果を利用して、ユーザーの”無意識”に訴求しよう


まずはじめに

みなさんはピザは好きだろうか?
おそらく嫌いな人はすくないのではなかろうか。
ちなみに僕は大好物だ。たまにピザとコーラを無性にセットで頼みたくなる。笑

まずはじめに、 「ピザ」と10回言ってみてほしい。

ピザピザピザ…

ちゃんと恥ずかしがらずに言って頂けただろうか?笑

じゃあこれは?

答えは ヒジ(肘) だ。ヒザ(膝)じゃない。
テキストで読むと、もしかするとなかなか引っかかる人も少ないのかもしれない。
だが、こんなやり取りを昔したことがある人は多いのではないか?
なんの脈絡もないものなのに、ピザに意識が向いた状態でいきなり聞かれると
いつの間にか無意識に影響を及ぼし、ヒジ(肘)を見て思わずヒザと答えてしまうものだ。
これは何も、ピザとヒザ(膝)の語感が似ているからというわけではない。
これこそがまさに プライミング効果 を利用したものなのだ。

プライミング効果とは

プライミング効果とは、あらかじめある事柄を見聞きしておくことにより、別の事柄が覚えやすくなったり、思い出しやすくなることをいう。

文字、単語、図形などの刺激(プライマー)をあらかじめ観測していた場合、
初めて示された刺激と比べて認知的処理が促進される現象である。
例えば、それとは知らせず事前にさりげなく見せていた単語カードと
見せていない単語カードをシャッフルして学習させると、事前に目にした単語の方が認知が高くなる。

これは何も会話などの言葉に限ったものではない。
洗剤の香りを嗅いだ後に食事をすると、自発的に食後の後片付けを行う人が嗅いでない人に比べて多いという検証結果も実際に存在する。

ユーザーの”無意識”に訴求してみよう

使用例その1. 広告

普段インターネットを使用していて、広告を目にすることはあるだろう。
本サイトも例に漏れず、広告を掲載させてもらっている。
この広告はGoogleやAmazonなどのものが多いが、そのユーザーにどの広告を表示するかは
特定のアルゴリズムに寄るものだ。
(無論、ブログなどを書いている人は、記事に即した広告を設定している場合もある)
例えば、僕は気になっていた時計を以前に調べていたので、全く関係のないゲームのサイトで時計の広告が表示された。

これらはまさに、プライミング効果によるものだ。

使用例その2. メルマガ

例えばダイエットアプリを利用しようと、ユーザー登録をしたとする。
すると、登録したメールアドレスに ダイエットに関するコラムなどのメールが定期的に送られてくる ようになった。

これもプライミング効果を狙ったものだ。
普段見るメールやSNSなどで定期的に関係する情報を発信し、ユーザーが無意識に閲覧することで
そこに意識づけを行うことができる。
あとはタイミングを見計らって、アプリの有料プランに登録などさせるというものである。

使用例その3. アンケート

会員登録時などの簡単なアンケートにおいても、応用できる。
資産運用の商材を売りたいのであれば、 「老後の生活に不安がある」と言った項目をアンケートに加えておくことで
このご時世であれば、おおよその人間が「はい」と回答してしまうだろう。
このようにして無意識にユーザーに人生設計について意識づけを行う
ことができるのだ。


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